ぶなの木文庫

2015年01月

4日は、だんなと銀座のシネスイッチ銀座に映画を見に行った。暮れからずっとおさんどん続きで少しストレスがたまっていたので、うちでゆっくりしていたそうなだんなさんもつきあってくれることに。

「アメリ」のジャン・ピエール・ジュネが監督した作品だから見てみたかった。、親に理解されない天才の男の子の話っておもしろそう「マチルダは小さな大天才」みたいなのかなと思った。

おもしろいことはおもしろかったけど、うーん・・・省略が多すぎて内容を理解できないまま場面が次々と変わるのでちょっと置き去り感が残った。後でDVD借りてゆっくり見ればいいのかもしれないが、そこまでする気にはなれないな。だんなは途中一番はらはらするところで、寝てたそう。ま、しかたないか。

帰りにはナルニアに寄って、「本の実」用の絵本2冊購入。「マドレーヌとジプシー」と自然科学写真絵本の「しもばしら」。ジプシーは絶版かと思っていたので思わず声をあげて抱きしめた。今年は早くからあちこちで見事な霜柱を見つけた。だから「しもばしら」はちょうどタイムリーな写真絵本。どうやってあんなふうにできるのか、興味深い内容できっと子どもたちも楽しむに違いない。

東京子ども図書館の「おはなしのろうそく30」も手に入れる。帰りの電車の中でさっそく読んだ。Iさんおすすめの「明かりをくれ!」を一番に読んだ。最初怖い話かと思ったら、最後は幸せな気分になる後味の良い話。その他の話もそれぞれみんな面白くて、最後に「ネコのお客」が入っていて嬉しかった、しかも瀬田貞二訳の。改めて、本当にいい話だなあ、と思った。さて、どれを今度は覚えようかな。でも3月までいくつかお話会が立て込んで、戻さなきゃならないお話が3つもあるし、読みたい本もたくさんあるし、今年もその葛藤がつづくのかな。

20150107_071535台風のような雨と風だった昨日の天気がうそのような、穏やかな朝。雲の切れ間に月が見えたかと思うと、あっという間に雲は流れていき月が顔を出した。でも、まだなんだか冷え切らない湿った空気で、富士山は見えなかった。

暮れに夫がインフルにかかってしまい、5日間出席停止に。

おかげで、いつも遅れ気味の年賀状制作がもっとおくれて、完成したのが2日の朝。
私は辛抱強く、出来るのを待つ。
決して「まだできないの?」とか「そんなことしてる暇があるなら年賀状作れば?」なんてことは一言も言わず、「まずい!今年はできないかも」とか「無理かも」とか言う夫をにこやかな笑顔で「大丈夫、きっとできるよ」とやさしく励ます。
ほんと、私ってえらいわ。
で、やっとできた年賀状、おせちつくりながら、コメント書いて、なんとか3日に出した。
なんやかんやで、もう5日や。今年も早く過ぎ行く予感。
今年は、早く過ぎようとする時間を、強い筆圧でゆっくり書く日記みたいに、丁寧に生活しようと思う。

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