ぶなの木文庫

2014年05月

心配していた、お天気も、国立に着くと青空が・・悪天候を覚悟していたのに・・・だれが晴れ女だあ~なんて笑いながら、会場へ着くと、窓から平塚さんが顔をだして、にこにこ。嬉しくなる。プログラムは以下

               午前の部

1、じいさとかに・・・「子どもに語る日本の昔話1」 こぐま社

2、ノックグラフトンの昔話・・・「イギリスとアイルランドの昔話」福音館書店

3、かにかに こそこそ・・・「雪の夜に語りつぐ」福音館書店

4、おどっておどってぼろぼろになったくつ・・・「子どもに語るグリム
                                   の昔話1」

5、浦島太郎・・・「おはなしのろうそく25」 東京子ども図書館

6、ちいちゃい ちいちゃい・・・「イギリスとアイルランドの昔話」福音館書店 

7、ふしぎなオルガン・・・「ふしぎなオルガン」岩波少年文庫

              午後の部

1、だいくとおにろく・・・「だいくとおにろく」福音館書店

2、ルンペルシュティルツへン・・・「おはなしのろうそく12」東京子ども                                                                                          図書館3、ホットケーキ・・・「おはなしのろうそく18」東京子ども図書館

4、たにし長者・・・「おはなしのろうそく7」東京子ども図書館

       ゲストのお話

「小さいお嬢さまのバラ」・・・「ムギと王さま」岩波書店

「さきざきさん」・・・「かもとりごんべえ」岩波少年文庫

 

 

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市民図書で、新規購入した本を並べているとき、若いころインド商社にお勤めだったという70代のご婦人にこの「家なき鳥」をおすすめした。

この本はヤングアダルト向きの本ですが、読んでいるとずっと昔の話なのかと思ったら、パソコンが出てくるので、現代の話らしいとわかる。インドでは結婚は親が決めて、結婚式の日まで、相手の顔も知らされず、女の子は莫大な持参金を夫の家に払わなければならないそうです。

この物語の主人公のコリーはたったの13歳で、持参金目当ての家にお嫁に行かされるのです。しかも、相手は重い病気で今にも死にそうな状態。この婿の母親が病気を治すためにお金が必要だったから、持参金目当てに結婚させたのです。でも結婚してからすぐに死んでしまう。

その後の、姑の嫁いびりのすざまじいこと。挙句の果てにコリーは無一文で、未亡人の町(インドにはこういう町があるそう)に捨てられてしまうのです。こんな重苦しそうな内容なのに、コリーの持ち前の負けん気と楽天的な性格のせいか、どこかカラッとしていて、センチメンタルでないのです。特に最後がさわやかで、希望があるので、読後感がとてもいい本です。

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 4月26日、第一回を開催したが、だれも来なかったどうしよう、という心配は杞憂におわり、張り出した、ポスター見てきてくれたらしき、親子3組くらい、と同じ校舎内で行われている、浜っこの子どもたちがたくさん来てくださって、用意したじゅうたんは満員状態。プログラムは

わらべうた
チキンスープライスいり
王子さまの耳はロバの耳
ホットケーキ

私はチキンスープ~とホットケーキを語った。子どもたちは初めてなのに、よく聞いてくれた。大人も何人かいらして、楽しんでくれた。

次回の5月24日は小学校の運動会の日と重なってしまった。午後3時は運動会も終わっている時間だけど、疲れちゃってまた、学校にこようなんて思わないよね。頼みの浜っこもお休みだし・・・でも、一人でもきてくれればいいや。

そのお話会の影響で、少し子どもの利用者も増えたけど、いつもの土日は7人から9人くらいの利用者で、子どもの本も親が頼まれて借りていくので、あまり子ども自身は来ない。みんな土日っていったって、忙しいんだね。

なので、1時半から4時半までの開館中、一人でいることが多い。いいお天気の日に、明るい外を眺めながら、ぼーっと本に囲まれているのも、なんか楽しい。でも、いまのところ、新しく買った図書を開架するために、シールはったり、なんだり、準備が大変で、あっという間に3時間は過ぎていく。

予算が少ないから、本の購入には悩むが、是非、残す価値のある本をそろえたいものだ。時間があるときに、今の図書のラインナップを眺めているけれど、その時はもてはやされたベストセラーなんだろうけど、今はゴミだね、と思うような本がいっぱい!やはり、時の試練に耐えうる本をそろえたい。でも、市民の税金でまかなっているので、購入希望を出されると無下にするわけにもいかず、悩むところだ。

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